勉強の仕方を覚えよう

2008/09/22 09:07
mamimamaの教室がある校区の中学生は10月半ばに中間テストがあります。

いつも教室の中学生には

早めに準備する

テスト週間に入る前に暗記用ツールを作る

試験勉強を作業にしない

ということを繰り返し伝えていますが、これがなかなかできない。

彼らは「勉強の仕方」そのものがわかっていないように思います。

勉強の仕方が解らない、または勉強の仕方が間違っている と言うことで、子供達を責めるわけではありません。

小学校からの学習の流れで、今のような学習方法しかしらない、またはそういう方法こそが『自主勉強』だと思ってしまっているのです。

そして6年間の小学校の自主勉強の積み重ねから、その方法からなかなか脱却できないのですから。

教室の中学生にも今日の授業でしっかり指導しますが

英語や漢字に関して特に有効だと私が考える学習の流れについて、お話ししたいと思います。

英文や漢字を『覚える』ためには、次に上げる3つの『写』が必要です。

1 書写
2 速写
3 暗写

書写は、文字通り書き写すことです。

具体的に教室で使っているプリント教材を使って説明しますね。

中学生学習プリント1

教室の中学生には教科書をしっかりマスターするために上のようなプリントを渡しています。

左側には教科書の英文の訳が書いてあり、右側には教科書の英文がいてあります。
中学生学習プリント 2 中学生学習プリント3

書写の段階では、このプリントを見て、声に出しながらノート(広告の裏とかでも良いです。)に丁寧に英文を書いていきます。

「あなたはコンピューターを使いますか」"Do you use a computer?"

と言った具合に、プリントを読み上げながら、「覚えるつもりで」書写します。

次は速写です。

「覚えること」を十分に意識しながら、できれば英文を声に出しながら、ノートに繰り返し書いて練習します。

いわゆる「10回書き」ですね。

ここで大切なのはダラダラやらないこと。

15分から20分と時間を決めて、集中して速写を行うことです。

そして最後に暗写です。

でも・・・ できれば暗写の前に、音読を入れると良いです。

音読が終わったら、プリントを半分に折って、日本語の文章を英語に直します。

一文ずつ答合わせをするのではなく、全部の文章を書き終えてから、スペルも細かく丁寧にチェックします。

そして、書けなかった文章については速写に戻って練習し、また暗写をする。

できれば、その日に「やる」と決めた文章がしっかり書けるようになるまで、速写・暗写を繰り返しましょう。

そして次の日には前の日に学習したところの暗写から入ると良いでしょう。

できなかった文章をチェックしておき、後でしっかり練習します。

漢字ドリルも同じやり方でします。

最初は漢字が書いてるページを見ながら書写

漢字ドリル1年生2_edited.jpg

止め・はね・はらい、筆順をしっかりチェックしながら丁寧に書写します。

次は時間を決めて速写します。

速写が終わったら、読み仮名のページを見ながら暗写します。

漢字ドリル1年生_edited.jpg

やり終えたら、やりっ放しにしないで、答合わせ・直し(速写→暗写の繰り返し)をして、しっかり覚えて終わりとしましょう。

小学生は『書写』『速写』のみで終わりがちです。

ですが、それでは『覚えたつもり』でおわってしまいます。

数日たつと忘れてしまいます。

そして中学・高校と進学しても『10回書き』こそが勉強の王道のように思いこみがちです。

くどいようですが『10回書き』は覚えるための作業です。

作業だけでは学習した内容は定着しません。

覚えたことを外に出すアウトプットをしてこそ、知識として定着するのです。

中学生の皆さん。そして小学生の皆さんも、一度自分の勉強方法をチェックしてみてください。

そして効率よく『頭に入る』『定着する』学習方法を身に付けてくださいね。
 Home